美容整形の歴史を紐解くと、紀元前にまでさかのぼることができます。
この頃のインドでは、男女の地位の格差が激しく、女性の貞操についてはしっかりと守られてしかるべきという厳しい風潮がありました。
しかし、誘惑に負け、婚前交渉や不倫など、あってはならない過ちを犯す女性も少なからずいたようです。
そのような不貞な行為を行った女性に対しての罰はなんと「鼻そぎ」でした。
想像するだけでも恐ろしい罰ですが、当時は鼻そぎを女性の父親や弟など近い親族で行っていたというからさらに身の毛もよだちます。
鼻を落とされた女性たちは、そのままで生活していくわけにはいきませんので、自分の鼻をもって外科を訪れたといいます。
切り落とされた鼻を再建する手術。
これこそが、現在の美容整形のルーツと呼ばれている手術なのです。
肉体に外科的な処置を施して再建するという考え方は、この頃から始まったということが分かります。
形成の技術がギリシア・ローマにも程なくして伝わり、美と健康を求めるこの時代の人たちによって、「美容」を目的とした手術・手技が発展したのです。
しかし、中世に入ると厳格なキリスト教の教えによって、美容整形手術は長い停滞を余儀なくされます。
12世紀、ルネサンスの時代になると、美に対する半ば崇拝ともとれる人々の陶酔ぶりによって、再び美容整形手術が広まるようになります。
宗教と美の狭間で揺れ動いた結果、美を求める願望には勝てなかったのでしょうか。
美容整形の浸透によって、美容整形の手技は飛躍的に発展し、現在の美容整形の基礎ともいえる技術や発想が生まれたのです。
日本で美容整形が形成外科から独立し、浸透していったのは1967年のことです。
美容外科という診療科が認められ、医学上でも明確な立場を示すことができるようになりました。
現在では、韓国の美容整形ブームが日本にも広まり、日本人の美容整形に対する抵抗感が薄れ始めているといわれています。
美容整形お役立ちリストは、美容整形について解説しています。
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