人工乳腺挿入法では、バッグの形や表面の素材も、豊胸を成功させる鍵となります。
バッグの形には、ラウンド型とアナトミカル型、アシンメトリー型の3つの種類があります。
ラウンド型は、その名の通り、丸い形をしたバッグです。
柔らかな感触で、横になったときにはシリコンが横に流れ、立った時には下に下がるという自然な形を維持できます。
痩せ型の人がラウンド型を挿入すると、輪郭がはっきり出てしまう恐れがありますので、大胸筋下法か筋膜下法で挿入します。
アナトミカル型とは、涙型とも呼ばれ、立った時の自然な形を再現できます。
バストが垂れている人に挿入すると、下側のボリュームを強調してしまいますので、バストが垂れていない人に向いている形といえます。
アシンメトリー型とは、左右の形が非対称に作られているバッグです。バストの大きい人が、形を整えるのに向いているバッグです。
主に乳腺下法で挿入します。バッグの表面の素材にも種類があります。
現在のところ、「スムースタイプ」と「テクスチャードタイプ」の2種類が広く使われています。
スムースタイプとは、バッグの表面がツルツルした素材で、バッグを挿入したスペース内で自由に動くことができるため、柔らかい自然なバストを再現できるという特徴があります。
ただし、表面に凹凸がないので、皮膚と癒着しやすく、バッグの表面が硬くなってしまいやすいという欠点があります。
そのため、スムースタイプを挿入した場合には、術後のマッサージが重要となるのです。
テクスチャードタイプは、バッグの表面がざらざらしていて、挿入後の癒着を防ぐ効果が高いバッグです。
マッサージの必要がないため、術後のケアが簡単ですが、バストの中で動きにくいため、やや固い感触に仕上がります。
術後のマッサージを怠るトラブルが増えてきたため、最近では多くの美容外科で、特に希望が無い場合は、テクスチャードタイプが第一選択となっています。
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